「別に大したことじゃないから……」
軽い挑発に乗ったなんて、恥ずかしくて言えなかった。
「そっか。」
「うん。」
「唯那。もし誰かに変なことされたら、一番に俺に言うこと。いいな?」
「………………え?」
「絶対だからな。お前のことは何があっても俺が守るから」
こんなことを言われたら変に誤解しちゃうよ。どうしてだろう、最近の私は何か変だ。
さっきも西園寺と来年も一緒に出場しようって約束してしまうし。
西園寺の言葉、一つ一つに反応してしまう。
どうしたんだろう。自分がおかしい………………
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…