私は最初にずっと言いたかったことを告げる。
裕美は親友なのに、勝手に目の前から居なくなったことを謝れなくて後悔してた。
だからもう一度会えたら最初に謝りたいと思っていた。
「謝らないでよ。唯那が悪いわけじゃないんだから。
玉城部長から話は聞いたよ?本当に元気そうでよかった。」
裕美は怒らずに、私のことをずっと心配してくれてた。
「裕美も元気そうでよかったよぉ。」
「もう、唯那泣きすぎ。大事な決勝戦前なんでしょ?
こんな顔じゃ試合出れないでしょ、ほら、可愛い顔が台無しだよ。」
そう言うと裕美はハンカチで私の涙を拭ってくれた
「ほら、行っておいで
私はレギュラー達と試合見てるから、ちゃんと優勝してよね」
そう言うと裕美は抱き締めるのを止めて私の背中を押してくれた
「うん、裕美の為にも優勝する!」
裕美の存在は本当に心強い
私の大事な親友だ
裕美の為にも絶対に優勝するね

