決して一人では出来ないバスケ。


仲間がいて、相手がいて、

審判がいて、応援してくれる人がいて


成り立つこのスポーツと紳士に向き合えた。


流れ出る涙が顎を伝って床に落ちていく。


もう悲しいだけの涙じゃない。



私はこの試合を一生忘れないだろう。


鳴りやまない拍手の中、私はずっと喜びの涙をこぼしていたーー。