「土方さん!」




「どうした!」





「近藤さんが撃たれた!今は、治療にあたっているようです!報告に参りました!」




「かっちゃん…命は無事…何だな…」




「はい…」



「舞桜羅…腕は…」





「もう剣は握れません…」





「わかった…お前と近藤さんと総司で大阪に行け…」





「でも…」





「お前に総司を頼んだ…」




「っ…」





「お願いだ…」




「…わかりました…土方さん…」





「あぁ…明日には出発しろ…」




「わかりました…」




「そんなすんなり舞桜羅が聞くなんて舞桜羅らしくねぇなぁ…」





「うっうるさいですよ!」



「ふっ…」




「じゃあ荷物まとめて来ます!」




「あぁ…」