平助くんが死んでしまってから一週間程経ち、屯所を伏見奉行所にうつしたころ…





「あぁっ!近藤さん!」
恐らく御陵衛士の残党にやられたのだろう。
私は撃たれた近藤さんの肩を労わりながら診療室へと連れて行った。





「山崎!近藤さんが!」




「なんや!…!!!すぐに治療せなあかんから舞桜羅!副長に報告お願いできるか?」




「分かった!」