いきさつを見てたのか、隣の女の子はギョッとした顔でそして少しムッとした顔であたしをみる。
「ちょっ!?悠太大丈夫?あなたなにしてるの?」
「むかついたから、一発かましてやったの」
「こわーい。そんな共謀な真似、美香にはできないかもぉ」
あえて、ニコッと笑って言うあたしにこの女の子は嫌味っぽく言う。
うざ。こういうタイプって一番裏で性格悪いんだから。
少し気まずい雰囲気になるあたしたち二人。
気付いてるのか、気付いてないのか悠太はヘラヘラ笑ってる。
「ま、こいつツンデレだから。な?いちご」
「だからいちごじゃないしツンデレでもない!もう一発しよっか?」
「やめて。美香の言うとおり、共謀な真似をするな。女の子だろ」
「うるひゃい!!」
突然、悠太にぶちゅっと頬っぺたを両手で潰されてうまく話せないあたし。
「ぶっ。すごい顔。」
「はなひてよぉ!!」
「いいもんみたわ〜」
キッと睨むと悠太は爆笑したまま、手を離してくれた。
「仲良いんだねぇ…」
あたしたちのやりとりをみて、横にいた美香って子がボソッとつぶやいた。
