こんな整った顔で屈託無く笑うんだもん。
すこしドキッとした。
あたしの視線に気付いて、彼は首を傾げる。
「なに?」
えっと…えっとお…
「東風学園の練習ってすごいキツイって友達から聞いた」
「あー、うんきついよ。」
「サッカー名門校だもんね」
「だけどすっげえ楽しい」
「サッカー好きなんだね。いいなあ〜!そーゆうのがあって」
あたし、中学ではバスケをしてたけど高校入ってやめちゃったし。
なーんか頑張ってる人みると羨ましいってゆうか。
「好きっつーよりは、俺にはサッカーしかないから。だから続けなくちゃなんない」
彼は少し寂しそうな顔をして見えたけど、確かに目は前を向いていて
なんか圧倒された。
