「ふぁー…」 電車に乗り、運良く空いてる席を見つけて座ったあたしは今睡魔に襲われてる。 だめだ。目が開かない。 「あ、ここどうぞ」 「あと二駅だから大丈夫よ?」 「いや、座ってください」 男の子があたしのすぐ近くにいるおばあさんに席を譲ってあげてる。 あれ?あれれ?あの人、昨日の… 東風学園の制服きてるし。 「ありがとうね」 「いえ。」 彼はおばあさんに軽く会釈して、つり革に手を伸ばした。 あ!!!! 完全に…目が覚めたあたし。