「それでその人どんな顔?」 「顔が小さくって、目は切れ長の奥二重で、背が大きかった!」 ってあたし結構覚えてる。 「今日修斗に聞いてみよーっと」 「いや、いいよ〜」 「なんでよー。気になるじゃん!すーが珍しく興味ありそうだし」 里奈はニヤッと笑う。 「将来の王子様かもしんないよー?」 「軽く馬鹿にしてるでしょ?」 あたしは軽く里奈をペシッと叩いて、そっぽを向いて携帯の画面を開いた。 ないない、王子様なんて。 あたし決めたの。当分は恋愛いらないって。