「…っは、はぁはぁ…」

またこの夢だ。
今日で何度目だろう。



夢の中でしゃべっていたひとは誰だ。
思い出せない。



多分知らない声だった気が─…。
気が付けば自分の額には嫌なあせが流れていた。


「日向!!いい加減準備しないと!」

母の声で我に帰り、そして時間を確かめる


ああ、

「遅刻だあああああ!!」

私は叫んだ(^-^;