「これ以上これに騙される人を見たくないので言っとくけど、召喚書が10テッドで売ってるわけないじゃない。」




「安値になってるんだよ!」




「嘘は良くないよ。召喚書には絶対にサインが書いてあるはずなのに、これにはない。嘘、としか言いようがないよ。」

(それもそうよね)



(---ああ)


周りがざわざわしてきた。


「っくそ!」
男は走って行った。