「…あっ…すまん…」

どうやら無意識にしていたらしい。

乱れた私の服を先生は整える。

「はぁ…俺、何やってんだろ…しかも生徒に…」

「先生…気にしなくて良いよ!人に失敗は付き物だよ~」

私が先生の肩をポンッとしたのが、

気に食わなかったのか、私を睨む。

「なぁーにぃー?折角、私が慰めてあげたのにぃ」

「うっさい!もうちょっとマシな慰め方をしろ!」

むむっ…。