紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~

「あのぉ…」

康太と先生の間に火花が見えるのは気のせい…?

「どうしたの?」

「俺も今日、優羽の家に泊まる!」

………。

「「は?」」

お次は、私と先生がハモった。

「えっえ…康太、どうしたの?康太の家はすぐ向かいでしょう?」

「良いだろ!別に!!」

………。

「うん♪泊まってて♪」

私は微笑む。

「は?新垣が泊まる意味ってあるのか!?」

先生が腕を組む。