紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~

「やめっ…」

「優羽…」

先生が私の名前を呼ぶ。

何で…春川じゃないの?

「優羽っ…!」

「康太…!」

康太が私と先生を離した。

助かった…。

私、本当に凄いな…。

夜の10時まで寝るなんて…。

「康太…何で先生が私の家にいるの?」

「優羽…何で先生に押し倒されてんだ?」

うっ…。

「あのっ…それはですね…」

何て言えば…!?