紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~

私は職員室へ走る。

ズボン履いて無いけど…

この服、長くてスカートみたいになってるから大丈夫か…。

「…真っ暗…」

普通、先生の一人や二人、いるでしょ!?

なのに…いない…。

私は仕方無く、保健室に戻る。

「先生…大丈夫…?」

先生、息が荒い。

どうしよう…。

私の家は近いけど、先生を背負いながらは無理だから…。

タクシーでも呼ぼうかな?