紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~

「いてて…」

「春川…?どうした?」

カーテンの奥から先生の声が聞こえた。

「転んだだけです」

「転ぶとか…ダサッ」

失礼だなぁ。

「寒いっ…タオルタオルっと…」シャッ

いきなりカーテンが開く。

「えっ…?先生っ!?」

先生は私に凭れる。

「熱い!風邪!?」

私は先生の額に手を当てる。

完璧風邪だぁ!!

「先生っ…!始めに着替えよう?」

お互い下着姿だしっ…。