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「春川は…大丈夫ですか?」

「大丈夫ですよ…打ち所が悪かっただけですから」

誰…?

目を開くと白い天井…。

「せんせ…い…?」

「春川…?目覚めたか?頭痛くないか?」

先生の手が私の頭を撫でる。

「大丈夫…」

ちょっと痛いだけだからね…。

「春川はまだ寝とけ。」

「はーい…」

真っ白な布団を抱き締めた。

真っ白…純白な…。

私は目を閉じて眠った…。