紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~

「あっ…すまんすまん。」

先生は立ち上がる。

「よぉし!飛ばそうっと!」

私は立ち上がり、紙ヒコーキを投げる体勢になる。

「あれ…?飛ばすんだ?」

「うん…この紙ヒコーキに私の気持ちを詰めてね…で、飛ばしたら私の気持ちは飛んで行くでしょ?」

「………」

「それでスッキリするの、飛ばしたら紙ヒコーキに書いていた気持ちも無いモノになるでしょう?」

紙ヒコーキは…私を保っているの…。