紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~

「お前らと一緒に食う訳無いだろ?」

「うっ…ごめんなさーい!」

女の子達が屋上から出て行った。

「春川…ごめんな?」

「ふぇっ…せんせぇ…怖かったよ…」

私は先生に抱き付く。

「ごめんっ…ごめんな…」

先生の手が私の背中に回る。

「女って怖いなー…」

先生は私の頬を撫でながら呟く。

「怖いね…」

本当に怖い…。