紙ヒコーキ~思いを飛ばせて~

あ…この女の子達は、私と同じクラスの派手なグループだぁ。

「春川…?せんせ、何でこんな地味な子と一緒に食べるの?」

「人の勝手だろう?」

そうだそうだぁ!

「ちょっと春川さん!」
「キャッ」

女の子が私の襟を引っ張る。

「あっあのぉ?」

私は目を合わすのは無理だから先生に救出を求める。

先生はびっくりしていて、動く気配が無い。

うぅ…先生のバカ!

「何であんたみたいな地味な奴が先生といるのよ!」

なっ…。