~ 瑠奈side ~


授業が終わってみんながカバンをもって出ていく。



「じゃあ瑠奈、いってくるね。」


「うん、頑張ってねー」



今から体育の授業が始まる。



だから私は教室でお勉強…まぁ外をながめてることのほうが多いけど。



こんなんじゃ華ちゃんにあんな言われても仕方ないのかな。



「ねぇ、瑠奈ちゃん。」


「ん?」



私の名前を呼んだのは華ちゃんだった。