次の日 学校で琴子と廊下を歩いているとき、廊下の向こうに昨日と同じ明るい金髪の人がみえた。 まだ遠すぎて顔がよく見えないけど どんどん距離が縮まってきて、琴子も気づいたみたい。 うっすらと顔が見えてきてそして彼が昨日のあの人だと分かった。 すれ違ったとき一瞬目が合った。 昨日のとわ違う柔らかい目付きで… 「同じ学校だったんだね、瑠奈 大丈夫?」 「う、うん」