───────── ──── ピーンポーン。 「は〜い。 …あら!太一くんよ! 広樹ぃ〜!!」 朝から元気の良い母さんの声。 俺は寝ぼけ眼を擦って、 ベッドから降りた。 …今何時だよ。 スマホの画面をつけると、 9時と表示されていて。 太一の野郎…。 昨日メールで、 1時に来るって言ってたじゃんかよ。 「…まぁいつものことだからいいか」