私は父親の居ない生活が慣れていた。

母親は朝から夜まで働きっぱなし。

兄貴はサッカーのチームで夜まで居ない

そんな日々が小学校3年まで続いた。


小学校3年になると引っ越しをして
新しい街で過ごす事になった。

これが今までで1番の過ちになる事は
まだ誰も知らなかった...。


小学校を卒業し兄貴もサッカーをやめ
いわゆる『ヤンキー』の道に進んで行った。


それもしょうがない。
母親は夜遅くに帰ってくるんだから。