あたしは、言われた通り横になった。
山南さん･･････勘違い、してますよ？
全部、あたしの為なのに。
寂しい日々を、補うために、皆にいてほしいってあたしが勝手に、思ってるだけなのに･･････。
皆も、山南さんと、同じこと言ってくれるのかな？
そんな、いい人じゃないのに、あたしって･･････。
一度つぶった目を開くと、右には総司くん、左には土方さんがいた。
二人とも、幸せそうな顔で寝ている･･････。
あたしの勝手･･････でも、みんながいいなら、それでいい。
あたしは、総司くんと土方さんに挟まれて寝た。
ベッドには少しの間がある。
だけどあたしは、ちゃんと近くに8人のことを感じて眠った。
