いくつも入った黒色の箱に、でかでかと『新撰組』と書いてあった。


その箱の中には、あるアニメで見たことのある羽織を着た男の人が入っていた。


「新撰組なんて興味ないのに、誰・・・・・・?」


あたしは、その中の1つを出してみる。


「ふーん・・・・・・」


まじまじとフィギュアを見つめる。


結構、カッコいいじゃん・・・・・・リアルだけど。


あたしは、しばらくそれを見つめていた。


他のフィギュアも段ボールから出す。


そして、箱から出すと棚に一列に並べた。