「おいしくなかった?総司くん」


「おいしいけどさ、なんかなぁ・・・・・・」


そっか・・・・・・苦手かぁ。


あ!それなら!


「ミルクティーにしよう」


「ん?なにそれ」


総司くんに返答もせず、あたしはミルクを入れて、甘い物好きな総司くんのために、角砂糖を用意した。


「さっきのより、まろやかだし、この白いのは砂糖で、甘くなりますよ」


言うと、総司くんは角砂糖を入れ始める。


いや・・・・・・さすがに入れすぎかも。って思うぐらい総司くんは入れる。


「これでいいかな・・・・・・うん!おいしい!」


総司くん大喜びです。


てか、角砂糖入れすぎなのになんでおいしいんですか。