平助くんはにこっと笑った。


笑顔が太陽みたい。


「「おいおい、平助のくせによぉ~」」


永倉さんと、原田さんが平助くんのお腹を肘でつつく。


「あ、俺は“新八”な」


「俺は“左之”でいいぜ」


「新八さんと、左之さんですね」


「じゃあ僕は総司がいいなぁー」


「はいはい、総司くん。そろそろ作っていいかな?」


「うん!僕は甘いのが好きだから、とびっきり甘いのにしてね」


総司くんは、人差し指をたてると首をかしげてウインクした。


「あ、はい」


なんですか?この人、まるでホストです。