これはもう、今ではお決まり。


そして、


「だいたいなぁ―――だろーが!」


土方さんが、長々と説教するのも、その度にあんたが一番うるせーよと、皆が思うのもお決まりだ。


だけど、何度も繰り返しているのに、未だにあたしは、その度に笑いをこらえる。


そして、土方さんの説教が終わった頃には、夜ご飯の時間だった。


夜ご飯を食べ終えて、部屋に戻る途中、平助くんと総司くんが話しているところを見た。


なんの話しているのかな?


あたしは、気になってそっと近づいてみた。


「へぇ、そうなんだ」


「・・・・・・まぁな。総司は、どうなんだよ?」


「さあね・・・・・・」


内容がわからない。


でも、盗み聞きなんてするもんじゃないし。