(新八side)


『どうしたどうした平助ー!』


平助が部屋の前にいたから、俺はいつも通り声をかけた。


すると・・・・・・。


『どっか行ってくれる?』


うっわ!冷てぇ・・・・・・!


いくら雛姫に用があるからって・・・・・・ん?雛姫に用、ね。


ははぁーん・・・・・・さては、こいつ。


しばらくいじれそうだな。


どーせまだ気づいてないんだろうけど、自分で気づくまではいじりはお預けだな。


でもいじりてぇ・・・・・・だから、


“二人っきりで秘密な”を強調して、約束のことを言った。