『難しそうですね。居合いって』


『そうでもない。なんなら俺が、今度稽古をつけてやろうか?』


斎藤さんの言葉に、?が浮かぶ。


斎藤さん、今確か・・・・・・。


『よかったね、雛姫ちゃん。これで一くんとお友達になれたね』


『え?どういうことですか?総司くん』


『一くんはね、認めた人の前でしか“俺”って言わないんだよ』


そういうことか・・・・・・だからか。


って、あたし!認めてもらえたんだ・・・・・・斎藤さんに。


△▼▲▽△▼▲▽△▼▲▽


ということがあった。