私は先生の言葉を遮った。

麻理「私の病気は治らない。私は誰も信じない。」

私はきっぱり言った。

麻理「……て…」

翔太「え…?」

麻理「出てって」

先生は黙って出ていった。

これでいーんだ。


だって私は、



誰も信じられないのだから
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次の日。


佳奈「麻理~、大丈夫?」

親友の佳奈が
お見舞いに来てくれた。

麻理「うん、大丈夫だよ。」

私は作り笑いをして
佳奈と話した。


佳奈「麻理、」
麻理「ん?」

佳奈「暗い顔している理由は、今は、聞かない。でも、いつか、話せるようになったら話してね。」

暗い顔…?

もしかして、顔に出てる?