黒と赤

何でかなー

変な噂が流れてるせい?

まぁいいや

とっとと終わらせる

リボンを手首に巻き月に手を掲げた


『我に力を……』


誰にも聞こえない小さな声でそう呟くと走り出した

相手に向かって…

震えた相手なんてすぐに倒せた

彼等は俺を化物みたいなのを見る目で見ていた

その瞳に映るのは恐怖と絶望…

俺は何も悪くない……よな………?