琥珀side

ゲームが終わり記録を書いている瑠璃のところへ行った。

琥珀「ふーん、結構できんじゃん」

俺は記録用紙を覗きながら言った。

瑠璃「わっ‼︎びっくりした…」

この時無性に可愛いなと思った。

琥珀「出来た?」

瑠璃「あともう少し…終わった‼︎」

琥珀「ありがと」

俺は瑠璃の頭を撫で紙を手から奪った。

瑠璃「あれ?みんなは?」

瑠璃はキョロキョロしながら聞いてきた。

記録するのにみんながいなくなることも気づかないほど集中してたのか…

琥珀「着替えてる。今日は櫂人に送ってもらって家に帰る。分かった?」

瑠璃「1人で帰れるよ?」

襲われたいのか、こいつは。

琥珀「危ないから。更衣室の前で櫂人待ってるらしいから行っておいで」

瑠璃「琥珀は?」

琥珀「やることあるからさ」

瑠璃「そっか…‼︎じゃあね!」

琥珀「また明日」

瑠璃は手を振って更衣室に走って行った。