みんな「ーッ…」
瑠璃「今日の体育のバスケでね、ボールが顔に当たったの」
私は出来るだけ笑った。
遥綺「瑠璃…」
私は、遥綺に抱き締められた。
瑠璃「…大丈夫だから」
遥綺は私を離してくれた。
遥綺「保健室で湿布もらいに行こう」
瑠璃「練習してて?」
遥綺「いいから」
私は遥綺と保健室へ向かった。
保健室には先生もいなかった。
遥綺「暴力振るわれたの?」
だめだ、これ以上頼ったら。
瑠璃「本当に違う。よそ見してたらボールが当たったの」
遥綺「そっか…。今日はもう帰った方がいいよ。みんなにはちゃんと言っとくからさ」
瑠璃「うん、ありがとう」
私は保健室を出て家に帰った。

