瑠璃side
私は電話を琥珀から受け取った。
瑠璃「もしもし?」
桜「瑠璃ちゃん大丈夫?」
瑠璃「へっちゃらだよ〜!」
桜「無理しないでね?それとごめんなさい。私を助けて琥珀は記憶喪失になったのに…」
瑠璃「桜ちゃんのせいじゃないよ!むしろ私のせいなんだから!桜ちゃん、友達になろう?」
桜「うん!もちろん!私ね今からアメリカに帰るの…」
瑠璃「そうなの…?元気でね!」
桜「うん!またね!」
私はすぐに電話を切った。
瑠璃「みんな!準備して!桜ちゃんがアメリカに帰っちゃう!!!!」
みんな「えっ?」
瑠璃「早く!誠さん呼ばなきゃ!」
琥珀「下で誠は待ってる。けど、退院したばっかだろ⁈ここにいろ」
瑠璃「いや!桜ちゃんにさよならって言わなきゃ…!服は車で着替えるから」
琥珀「わかった…」
私達はすぐに病院を出て誠さんの運転する車で空港に迎った。
瑠璃「着替えなきゃ」
遥綺「ここで⁈」
瑠璃「誠さん以外は下向いててよ?」
琥珀「俺も?」
瑠璃「当たり前でしょ!」

