瑠璃side
私は、海に来ていた。
夜の海にー…
琥珀…
瑠璃「会いたい…」
遥綺「瑠璃…」
瑠璃「遥綺⁈」
遥綺「夜に女の子が一人で危ないよ」
瑠璃「危なくないよ」
…私なんかどうなってもいい。
遥綺「アメリカでバスケいっぱいしてすごい上達したんだ」
瑠璃「見てたよ、別人みたいだった」
遥綺「瑠璃に褒められるの嬉しいな」
瑠璃「遥綺…泣いてもいい?」
遥綺「うん、おいで」
私は遥綺の胸でいっぱい泣いた。
瑠璃「ーすっきりした!」
遥綺「よかった」
瑠璃「遥綺どうしてここに?」
遥綺「瑠璃が心配だったから」
瑠璃「ありがと」

