私が顔をあげたとき、

グループの中の1人が言った。



おとといも昨日も なんで休んだん?



私は素直に 風邪だったと答えた。


だが向こうは



おととい○○でみかけてんけど。



そういってきた。その見かけたという場所はあゆと手を振りあった場所だった。




慌ててあゆのほうを向きながら 病院の帰りやったから。


そう答えた。




すると

ふーん とかなんとか言って、グループのみんなが教室に入っていった。



私はこの時から女の怖さというものを本当の意味で知った気がする。






その日から
私の元に 交換ノートが届かなくなった。



そして

その交換ノートが私の次の番だった子に渡っていることにも気が付いた。




そこで私はやっと 気が付いた。




私、ハブられているんだ。