まだ見ぬ明日へ〜to unseen tomorrow〜

だんだん弟は、私の帰りを楽しみに待っててくれるようになったんだ。

お帰りー!って言ってくれるのがこんなに嬉しいものなんだって知った。

それから、いつのまにか弟とは毎朝途中まで一緒に行くようになってた。

ある日、ふと弟が言ったの。
お姉ちゃんさぁ、僕幼稚園の時も朝お世話してくれてなかった?って。
私自身あんまり覚えてなかったけど、確かにそんなことあったなぁって思ってびっくりした。