フェンスの向こう


渋々校門を出て一人で歩いていると、とうとうその林の前まで来てしまった

どうしよう…
でも、通らないといえには帰れないし、こうしてるうちにも暗くなっていく

意を決して、私は林に入った

林の中に入ると、なぜか空気が少し冷たくなり、辺りが暗くなった

「うぅ…怖いよ…」