どうしてもおしゃれ番長と呼ばれている海帆といると掠れて見える

ため息をしながらふと横を見ると、桐島君がこっちを見ていて目が合ってしまった

昨日のことを思い出してしまい、バッと下をむいてしまった

「ごめん海帆、実行委員の仕事があるからちょっと行ってくるね」

「うん、わかった」

そうして、逃げるように私はその場を立ち去った