「中越くん、お饅頭もあるよ?」


「ああ、はい。ありがとうございます。」


そんな輪の中で楽しくしゃべっていると、
横を通り過ぎる木原の姿が目に入った。


木原!?


すると木原はまた若い女の子を連れて歩いている。


あいつ!


俺は一瞬、ムッとした気持ちになった。


「また木原くん、若い女の子連れてるねぇ。」


「うん、あの子相当遊んでるみたいよぉ。」


熟女達の中でもこんな風に言われている。
あいつ、やっぱりかなりの遊び人なんや。


木原が軽く女の子の体に触れた。


そのイヤらしい手つき、だらしない顔付きから、
どう口説いているか手に取るようにわかる。


最低な男や!