熟女に魅せられて

「どうしたんですか?」


陽子さんは眉を下げ不安げな顔をしている。


「あのね、京子ちゃんを連れ出してほしいの」


「えっ!?」


京子さんを?


京子に近付くなと言った陽子さんから意外な言葉が発せられた。


「どうしたんですか?」


「今おじさんたちに囲まれてるでしょ?
みんなだいぶ酔ってきて、京子ちゃんに迫り出したのよ」


京子さんが迫られてる?


「私が止めてもいいんだけど、
せっかくの飲み会だし、場の空気を悪くしたくないの。
だからお願い! 
中越くんが上手く京子ちゃんを連れ出してあげて」


なるほど、そういうことか。


「でも陽子さんはどうするんですか?」


「私は上手くかわすわよ。京子ちゃんが帰るまでは、おじさんたちを引き止めておこないと」


上手くかわすって言ったって、
あのおっさん達からどうやって・・・

でも、二人は連れ出せないし・・・


「わかりました。京子さんを連れ出します」


「ありがとう、恩に着る」


陽子さんは片目を瞑りながら拝むように手を合わせた。