熟女に魅せられて

「君たちは、陽子さんのグループ?」


誰や、この人? 見たことないなぁ。


「いえ、ちがいます。芳美さんのグループです」


隣にいた剛彦が、丁寧に受け答えした。


「ああ、芳美ちゃんの? そうなんだぁ」


はっきりとした顔立ちで、鼻筋がとおり、かなりの美形。
陽子さんとはまた違った美人さんだ。



綺麗な人やなぁ・・・


俺はその美貌につい見惚れてしまった。


「なに? 私の顔に何か付いてる?」


女性は俺の視線に気付き、剛彦の横から顔を覗かせた。


「えっ!? い、いや、何も!」


俺は慌てて彼女から目を逸らす。


何を見惚れてるねん、変な奴やと思われるやろうが!


「私たち、初めましてだよね?
私は川口美枝。よろしくね」


川口美枝・・・

この人が美枝さん?


彼女は遊び人だと言われている、美枝という女性だった。