「一緒にねるぅー!!」


女の子はテンションを上げ、祐樹の腕にしがみ付いた。


「ええ・・・?」


「さすがに、そんな小さい子には手は出さないでしょ?」


さすがに出さないけど・・・


くりくりとした目に、子猫の様な愛らしさ、
変な意味じゃなくて、ずっとそばに置いておきたいほど可愛い!
ロリコンって、これが行き過ぎてしまった感情なんだろうか?
じゃあ俺もヤバいのか?


「いやいやいやっ! もう帰ります!」


「ええ~!」


女の子は捨てられた子猫のような目で祐樹を見上げた。


そんな目でみないで・・・ 抱きしめたくなる・・・


「フフッ、どうだ幼女のパワーは?」


芳美さんはそんな一部始終を楽しんだかように、ニヤッと笑った。


この人、性格悪いな・・・