Heartbreaker

俺たちが通う私立鷹華高校は、日数と単位さえとれればなんでもありの自由校だ。
だから、ヤンキーなんて珍しくない。

ちなみに、家が遠い人のために寮もある。

っと、学校の説明はこれまでにしようか。
とりあえずアイツらに弁当渡さなきゃな!

入学式には2、3年生は出なくていいから今は自分のクラスに向かう。

?「颯天!おっはよ!!」

今日に入るとすぐ親友の成瀬 菜月[ナルセ ナツ]がかけよってきた。

菜月「颯天ってば、まだその格好続けてるー!!せっかく可愛いのにもったいないよ?」

菜月は俺が女だって知ってる数少ない友達だ。

颯天「それ、朝聖藍にも言われた。二人ともいい眼科紹介しようか?俺はブサイク。可愛いのは菜月だろ?」

そう、菜月はめちゃくちゃ可愛い。確か、去年ミスに選ばれてた。

菜月「………はぁ。いい加減自覚したら??」
颯天「え??何が??」
菜月「………なんでもない。てかさ、もういいんじゃない?辛いのは知ってるけどさ…」
颯天「うん、でも、まだ早いから…もっと強くなってからじゃないと、さ。」

菜月は、この格好の理由も知ってる。
俺の、辛い、過去を………

それを語るのはもうすこし後で…