無邪気というには大人すぎるあたしだけど、小さな天使の存在は心を童心に変えてゆく。 回りを気にせずに雪を追いかける。 度が過ぎたようだ。 誰かにぶつかり、しりもちをついた。 「いててっ……」 「……大丈夫?」