その言葉の深い意味を、あたしはきっちりと受け取った。
つまりは、別れの時間まで寝るより、あたしと居る時間の方を選んでくれるってこと。
あたしは、自然と緩む頬を隠さずに言った。
「あたしも、カイトが居るから、起きる自信、わいてきたよ」
そうして、ホントに寝てしまったあたしたちは、起きたのが夜の7時だった。
案外、早い起床である!
「もっと寝るかと思ってたんだけども!あたしすごい!成長した!?」
「そうでもない」
「実にズバッと爽やかなお答をどうもアリガトウ。」
口をとがらせてそう言ったあたしのおなかが、突如、グゥ~と鳴った。
恥ずかしくておなかを押さえたら、カイトが小さく笑って。
「そう言えば、なんも食べてなかったな」
「…う、うむ…」
「じゃ、千早」
「ぬ?」
「なんか作って」
カイトが、お得意の上目遣いで言う。
そんな目で見られたら……
「まかせたまえ!!」
……作らないなんてことできません。


