昼下がりの家の中。
あたしとカイトは、何故かそこでゲームをして居た。
「強っ!ちょっ…カイト強っ!」
「そう?」
「そうだよ!あ゛ぁ!また負けた!もう…キャラ変えてやる!!」
「同じでしょ」
「ム・カ・つ・く!!!!」
ただいまプレイ中なのは、例の“スマブラ”。
カイトの強さに苦戦中であります。
「あ゛ぁああ――ッッ!!!!もうヤダァアアッッ!!!!ゲームやめる!!」
「三歳児みてェ」
「うるさい!…あーもう寝よう。不貞寝してやる!」
リビングのカーペットの上にゴロンと寝転がるあたし。
昨日から寝ていないので、爆睡できる自信がある。
すると、あたしの隣にカイトが寝転がった。
「じゃ、俺も寝る」
二人で仰向けになり、天井を見つめる。
とても静かな空間だ。
「……寝過しちゃわないかなぁ」
「さぁ?」
「なにそれ!」
「でも、俺、起きる自信あるよ」
「なんで?」
カイトへと顔を向ける。
カイトもこちらを見ていた。
「だって、千早が居るから」


