電波的マイダーリン!









「遅い!どこ行ってたのよ!」

「ホント、心配したぞマジで!」

「あ~お姉さん一安心」

「2人でまた逃避行のつもりなの!?」

「茉莉さんも連れてって欲しかったんだよぉー!!」

「迷惑をかける天才ですね、二人は」

「まったくだよ。困ったものだね」

「なんだなんだ。青春ってやつか?」

「お母さんとっても心配したんだから!」

「とっ父さんだって!」



駅の前に。

みんなが。


花梨が、瑞希が、小町さんが、姫華が、茉莉が、伊吹が、葵が、真中先生が、お母さんが、お父さんが。


みんなが、あたしたちを見守ってくれていたみんなが、集まっていた。


そして一番前には、赤いシルエット。


「おや、お2人ともお戻りになられたようで。では、私はこれで」


それは間違いなくアルファさんで、彼はそれだけ言うと、みんなに頭を下げて、普通に去って行った。

その様子を見届けることなく、花梨があたしたちに駆け寄ってくる。

あたしが花梨に一歩近づいた瞬間。





「こンの…ドバカッッ!!!!」




ゴンッ!

と、ステキな拳を頭にいただいた。